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石黒宗麿

石黒宗麿

プロフィール

石黒宗麿(いしぐろむねまろ)

1983~1968

射水市久々湊(くぐみなと)の地主の家に育ち、のち中国・宋代のやきものに魅せられて陶芸家を志しました。昭和11年(1936)京都八瀬(やせ)に窯を築き、木葉天目(このはてんもく)・千点文など中国陶磁の再現に成功し、同30年(1955)鉄釉(てつゆう)陶器の技で第1回の重要無形文化財保持者いわゆる人間国宝に認定されました。
生涯、師を持たず、陶芸・書画ともに古典から直接学び、その基礎のうえに独創的な芸術世界を築きました。一定の境地に安住することなく、自由な発想で新機軸に挑戦し続け、生み出された作品は実に多種多彩です。しかも、作品は高雅で気品高く、心にしみ入るような静かな美しさと味わいに満ちており、書・画・陶に心血を注いだ文人、宗麿の自己表現そのものといえます。

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