ニジのかぐら橋 ランカン
大伴二三彌《ニジのかぐら橋 ランカン》 1985(昭和60)年/各45㎝× 73㎝/設置場所;射水市放生津町-中央町・神楽橋
射水市新湊の旧市街地を東西に貫く内川は、沿岸に係留する漁船や家並みとともに、ノスタルジックで、全国的にも珍しい景観をなしています。この川に芸術性ある橋をかけ、街の更なる魅力向上を図る旧新湊市の制作依頼に応えたのが本作品です。旧市の花・ケイトウ、曳山の飾車輪、魚、カモメなどをデザインした計72枚が欄干(らんかん)にはめ込まれました。朝日に照り映え、夕日に燃え、川の水面(みなも)に光彩を落とし、夜は街灯に浮き出る、全く前例のない変化に富んだ屋外のステンドグラス壁面として注目を集めました。