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記憶の風景

野上祇麿

《記憶の風景》 1995(平成7)年/キャンバス、油彩、コラージュ/181.8cm×227.3cm/「’95 富山の美術」招待出品/射水市蔵

作家は昭和41年、高岡市にある岩崎ノ鼻と灯台の見える風景を半具象半抽象で描き、《迎春 海》(射水市蔵)として個展で発表しました。鼻に連なる山々、海岸と家並みなどを具象として、空と海を抽象として一つの画面に重ね合わせました。この作品イメージを純化し、約30年を経て世に問うたのが《記憶の風景》と考えられます。両者は全体的な印象や画面構成がよく似ています。作家は昔見た岩崎ノ鼻の風景にどんな想いを抱いていたか、本作品の左上に付け加えた、波しぶきの記号のようなものは何を意味するのかなど、想像はふくらみます。

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