鰤分け神事（１月１日）
下村・加茂神社で行われます。加茂神社の氏子である加茂・倉垣小杉・柳瀬の３地区が、それぞれ塩ブリを供えます。宮司が祝詞を読み上げる間、役員がそれぞれのブリの鰭を立て、１本ずつ持ち上げて、地区名を大声で読み上げます。神事の後、塩ブリは切り分けられ、３地区の家々全てに配られます。いただいた家では一年の幸福を願って家族が少しずつ分け合って食べる習わしです。平安時代から室町時代まで、射水から下鴨神社（京都市）へ年貢として塩ブリを納めていた名残りとされています。（射水市指定無形民俗文化財）
