© Imizu City Shinminato Museum.

高低儀

水準器があることから、明治時代のものと思われる、高度・方位を測定する器具。
明治20年代の書籍には「高低儀」とある。
方位用の視準、仰角測定器、磁石、水準器、定規、朱肉入れ、筆入れと思われるものが一体化されている。
方位のみを測定するときは高度測定部分を取り外しできる。

幅 32.8㎝、奥行 10.7㎝、高さ 30.9㎝。
仰角測定部分:全角度 180度 最小目盛 1度。
磁石部分:直径 7.5cm。外側逆針 内側本針。最小目盛 3度(120分割)。
定規部分:長さ 6寸。最小目盛 0.5分。
定規部分を使用することにより、sinが計算できる。