© Imizu City Shinminato Museum.

絵図(広域地図) 他の資料

石黒信由像

信由が没して7年後の天保14年(1843)、高岡町の絵師浅野弥兵衛によって描かれました。和算家らしく算盤(そろばん)を持つ肖像です。金沢の国学者、石黒千尋(ちひろ)による賛には、信由が野・山・海・川・村里を正確に測量して、精度の高い国の絵図を初めて作製したと記されています。裏には、加賀藩士で信由の門人、河野久太郎通義(みちよし)が信由の業績、人となりについて書き記しています。浅野弥兵衛画 天保14年(1843) 国指定重要文化財。絹本着色。