© Imizu City Shinminato Museum.

江戸時代に使用された掛時計。
一丁天符式と呼ばれる時計で、江戸時代は昼夜の「いっとき」の長さが季節により
異なるので、昼と夜では天符にかける錘の重さを代える必要があった。
二丁天符式では、それが自動的に変更されるようになっている。
この時計はある時刻には鐘がなるようになっている。
錘は二組あり、一つは時計を動かす動力、もう一つは鐘を鳴らす動力である。
鐘、時計針、天符用の錘などが欠損している。