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絵図(広域地図) 石川県

河北郡木越村絵図

文化6年(1809)河北郡木越村で検地が行われました。検地は内検地とは異なり村高の変更を伴う藩の公式のもので、村高は1,480石から1,482石054合となりました。測量を行ったのは石黒信由と門人西広上村筏井満好です。面積を測るために縄を張ったところを朱で表しています。一番角縄は非常に大きく、村境に角を置いています。それとは別に見立てた40間四方の正方形(甲乙丙丁)の四辺から領境までの距離と方位を測って絵図の精度を高めました。検地対象外の土地があると一部の村役人・百姓が藩に願い出ましたが、許可されませんでた。縮尺百間4寸(1/1,575) 国指定重要文化財