能美郡若杉村八兵衛組松任町内検地領絵図

加賀藩は文化８～９年(1811～12)に村の再建と年貢の増徴を図り、改作方復古の詮議の一環として能美・石川郡25か村の内検地を行いました。能美郡小松町に隣接する松任町(高85石)が対象とされ、その打立高は63石余で21石余の土地が不足していることが明らかとなりました。測量は石黒信由と門人の新川郡舟川新村辰右衛門・羽咋郡白瀬村庄九郎が行い本図を作製しました。縮尺百間１尺(1/630)　着彩。国指定重要文化財