絵図(広域地図) 富山県東部
二松絵図
南北の往来道(朱)に沿って多くの家が描かれ、その町屋敷高は20石と記されています。さらに、新開地の年貢米を収納する御蔵(屋敷高30石)も置かれ、二松はこの地の中心地でした。新川郡十村役の東長江村金山十左衛門71石5斗、同郡舟倉村四郎三郎45石、西番村より入百姓次助44石余のほか、多くの入植農民たちの高が記されています。当初の見積高423石5斗に対し天保5年(1834)の開発地は190石弱で、翌6年加賀藩は草高を200石(47%)に定めました。(縮尺百間3寸(1/2,000))着彩。国指定重要文化財