舟倉村渡り野新開所絵図

隣村の舟倉村の農民たちによる開発地で、天保14年(1843)舟倉新村として村立てしました。当初の見積高610石は11地区の中で最も多く、東用水と舟倉新野町用水による開発が見込まれていたと考えられます。黄色は舟倉村の古田で、「舟倉村渡り」と朱書のあるところが新開の対象地です。天保５年(1834)までに開かれた田畑は339石余で、翌６年加賀藩は草高を325石(53％)と定めました。（縮尺百間３寸(1/2,000)）着彩。国指定重要文化財