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絵図(広域地図) 富山県東部

新川郡嶋組亀谷村領絵図

戦国末から江戸時代初期にかけて銀・鉛の鉱山集落として栄えた亀谷村(旧大山町)が百姓村として村立てするに当たり、天保2年(1831)石黒信由の息子信易によって村絵図が作製されました。村領の大部分は山地で、村高は11石、免(年貢率)1つ5歩(15%)でした。隣村の小見村との境界を明示するとともに峯筋・谷筋・川筋なども詳細に測っています。遠くの山は数か所から方位を測って、その位置を求めました。薄朱は亀谷村領山、萌黄色は小見村領山、黄は両村の入会山(小見村領)です。縮尺百間1寸(1/6,300) 国指定重要文化財