絵図(広域地図) 富山県東部
新川郡嶋組亀谷新町村領絵図
亀谷銀山の2里(8キロ)ほど西に位置し、その物資輸送を担った新町村(旧大山町)は、天保3年(1832)親村の亀谷村とともに村立てしました。その前年に石黒信由の息子信易と砂子坂村太兵衛が測量を行い、そのデータをもとに信由の孫信之(久三郎)が本図を作製しました。測点間の方位の半数以上は太兵衛が測りましたが、その磁石の細工や目盛が悪くて方位が合わず、真の絵図ではないと記しています。縮尺百間5寸(1/1,260) 国指定重要文化財