絵図(広域地図) 富山県東部
新川郡三位組棚山野新開絵図
天保7年(1836)新川郡沼保村の十村、伊東次郎左衛門等は棚山野(朝日町棚山)で640石の新田を開く許可を受け、翌年灌漑用水のための溜池を造成しました。改作方郡奉行は同9年この新開地(ねずみ色)の測量を石黒信由の孫信之と新川郡新田裁許列・測量方御用の越中屋平七に命じました。境界筋を定めるため、一周して元の地点に戻る廻り分間を行い本図を作製しました。縮尺百間3寸(1/2,100) 着彩。国指定重要文化財