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絵図(広域地図) 氷見市

射水郡横田村十右衛門組大野新村内検地領絵図

元和6年(1620)大野用水が掘削され新たに大野千石が開発されました。この地で村立てした大野新村は、上庄川の中流南岸に位置しています。石黒信由・西広上村筏井満好らが測量を行った寛政12年(1800)の内検地では、田畑は755石余しかなく、村高923石のうち不足高は167石余(18%)に及ぶことが明らかとなりました。村の領域を黄で彩り、正方形の角縄をはじめ縄を張ったところを墨線で表しています。全191縄。天保4年(1833)の家数74軒。縮尺百間3寸(1/2,100) 着彩。国指定重要文化財