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絵図(広域地図) 氷見市

射水郡五十里村庄右衛門組海津村川尻村領附潟新開内検地領絵図

氷見庄潟(十二町潟)廻りの海津・川尻村で享和3年(1803)に開かれた新田100石の内検地が、文化2年(1805)に行われました。測量を行ったのは石黒信由門人の西広上村筏井満好で、満好が絵図を作製しました。裏書に「高木村藤右衛門(石黒信由)控絵図」とあります。この内検地の打立高は86石余で、うち34石余が田、52石余は水中で、まだ6割の地が耕作できませんでした。縄(朱)を張ったところに青で水模様が描かれています。汐除土居(堤防、ねずみ色)を造成して新田が開かれました。縮尺百間5寸(1/1,260) 国指定重要文化財