絵図(広域地図) 氷見市
射水郡堀田村矢ノ方村領絵図
二上丘陵西側の裾野に位置する堀田村と矢ノ方村を描く文化9年(1812)の村絵図です。堀田村は寛文10年(1670)の村高1,090石、天保4年(1833)の家数101軒と大村で、矢ノ方村は同じく170石、13軒の小村で堀田村の北西に位置しています。測量を行い絵図を作製したのは石黒信由の息子信易です。山筋を緑で彩色するとともに、矢ノ方村領飛地、高岡往来、氷見往来等を記しています。縮尺百間5寸(1/1,260) 着彩。国指定重要文化財