© Imizu City Shinminato Museum.

絵図(広域地図) 高岡市

射水郡五十里村庄右衛門組西海老坂村内検地領絵図

二上山麓の西に位置し、江戸時代初期に海老坂村が東西に分村したとされています。寛政11年(1799)内検地が行われた際、測量は石黒信由・宮袋村茂兵衛らが行い、信由と満好が絵図を作製しました。本図は加賀藩に提出した絵図の控です。内検地により田畑は213石余しかなく、村高256石5斗のうち不足高は43石余(17%)に及ぶことが明らかとなりました。端裏書に「石黒藤右衛門(信由)」とあります。天保4年(1833)の家数31軒。縮尺百間3寸(1/2,100) 着彩。国指定重要文化財