絵図(広域地図) 高岡市
伏木村絵図
文化6年(1809)6月の「伏木村御蔵並材木囲所絵図」(BⅡ226)が御蔵・材木囲所を中心とするのに対し、同年7月の本図は伏木村とその隣村領を描いています。改作奉行江上清左衛門からの指示により、あらためて信由が作製しました。伏木村領を黄で彩り、浜往来と一宮村領境に集中する人家と納屋を区別して描いています。同村の家数は文化11年(1814)340軒、慶応3年(1867)546軒と増加し、日本海海運の拠点として発展していきました。縮尺百間5寸(1/1,260) 着彩。国指定重要文化財