射水郡二塚村領絵図

庄川左岸に位置する二塚村は、寛文10年(1670)村高2,317石、天保４年(1833)家数174軒の大村でした。石黒信由が文化９年(1812)７月25日から15日間かけて測量を行い、さらに絵図の作製に８日要しました。新開地を桃色や黄色、川除土居(堤防)をねずみ色や茶色で表しています。作図上の基準とした南北線を５筋引くとともに、人家と百姓名、寺、宮や墓が描かれています。縮尺百間５寸(1/1,260)　着彩。国指定重要文化財