絵図(広域地図) 高岡市
射水郡城光寺村領絵図
二上丘陵の南、小矢部川下流左岸の谷間に開かれた城光寺村は、寛文10年(1670)村高229石、天保4年(1833)の家数20軒でした。測量を行ったのは石黒信由の息子信易で、本図の作製に当たり南北線6筋と一部に東西線4筋を引いて基準としました。現存する文化9年(1812)の村絵図20点余の大半が下絵図で、ヘラで押し線を付けるため厚手の山田紙が用いられています。縮尺百間5寸(1/1,260) 着彩。国指定重要文化財