二塚村ゟ西広上村領境申分場所絵図

庄川左岸に位置する二塚村と西広上村との間で境界をめぐる争論が起こり、文化９年(1812)11月石黒信由に測量が命じられました。朱の破線は二塚村、墨の破線は西広上村が主張した境界線で、両村が耕す田畑も色分けで表しています。この信由の測量図をもとに決着が図られたと考えられます。縮尺百間１尺(1/630)　着彩。国指定重要文化財