絵図(広域地図) 高岡市
射水郡井口八ヶ十七ヶ西広上村分ヶ合用水絵図
文政3年(1820)庄川の洪水により、右岸の射水郡西広上村と砺波郡下麻生新村を流れる用水の流路が変わりました。その際、西広上村用水と井口八ヶ用水・十七ヶ用水との間で争論が起こり、加賀藩郡奉行は現状を描いた絵図の作製を命じました。測量を行ったのは石黒信由で、各用水と土居(堤防)を描く本図と「清水場所絵図」(BⅡ63)を作製し提出しました。縮尺10間1寸(1/630) 着彩。国指定重要文化財