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絵図(広域地図) 高岡市

高岡大工町大木宮社地分間之図

天保12年(1841)高岡五社宮屋敷拝領地等をめぐる神主関三河守と上関村の争論の裁定に向けて、石黒信由の孫信之らが加賀藩から命じられて測量を行い本図を作製しました。関が高岡大工町の大木宮と東海老坂村八幡宮の社地も拝領地5,000歩の内に含まれていると主張したことによるものです。信之らは社地・道・屋敷地(薄墨)の周囲を測り、絵図面上で面積776歩余を計算しました。縮尺百間1尺(1/630) 着彩。国指定重要文化財