絵図(広域地図) 高岡市
越中高岡稲荷御社領高并御寄附宮屋鋪等地元分間之図
五社宮拝領地等をめぐる争論が結着した天保13年(1842)9月に、石黒信由の孫信之らが加賀藩から命じられて作製した絵図で、裁定内容が記されています。稲荷社領高を薄朱、五社宮修理料の地を黄、関三河守拝領地を薄墨で描いています。また、争論の対象となった字宮田の地(BⅡ165図の㋥、黄彩)は、上関村の主張どおり村領地とされたこともわかります。縮尺百間1尺(1/630) 着彩。国指定重要文化財