絵図(広域地図) 石川県
能登四郡村々組分絵図
天保8年(1837)4月、改作方郡奉行所から石黒信由の孫信之に越中・加賀・能登国図3枚の提出が命じられました。信之は信由の国図をそのまま写し取りながらも、1里1寸8分(1/72,000)より小さい1里1寸2分(1/108,000)に仕立てた本図を作製しました。さらにその絵図面の上には、ひ孫信基による十村組分・村数を修正する貼紙があります。それは文久3年(1863)6月加賀藩士板坂八三郎から命じられた国図の作製に伴うものです。縮尺1里1寸2分(1/108,000) 着彩。国指定重要文化財