絵図(広域地図) 石川県
能登国絵図
明治元年(1868)12月、新政府は全国の府県、藩に国絵図の提出を命じました。金沢藩(加賀藩から改称)は越中・加賀・能登の国絵図の作製を石黒信基・北本栗に命じ、翌年この国絵図を提出しました。江戸時代の慶長・正保・元禄・天保の国絵図は国の形に歪みがありましたが、今回は石黒信由作製の国図をもとにしたため、きわめて正確です。朱で彩色された村は旧幕府領で、金沢藩が管理した預所です。(縮尺1里3寸(1/43,200))着彩。国指定重要文化財