絵図(広域地図) 富山県
射水郡大門新町七右衛門組太田村嶋村柳田村窪新村窪村浜等絵図
射水郡園村三郎右衛門らは、太田村から窪村にいたる浜地(桃色)や松林(緑色)、畑地(黄色)を3,000石の新田に造り替えたいと加賀藩に願い出ました。守山町の八ケ用水や小竹村で造成する4つの溜池から用水を新たに掘削する計画でした。本図はその新開計画を描いたもので、西広上村筏井満好と宮袋村茂兵衛が文化14年(1817)3月に測量を行いました。このとき石黒信由は能登口郡邑知潟の測量に従事していましたが、信由考案の水矯(みずだめ)(高低測量)の器具が利用されました。着彩。国指定重要文化財