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絵図(広域地図) 富山県

大手崎より、大白石、下村、願海寺まで切下絵図

石黒信由は文政2年(1819)4月から加越能三州の測量に着手し、同8年(1825)まで郡図10枚、国図3枚、三州図1枚を加賀藩に提出しました。本図は測量に着手した最初の切下絵図で、K仮55・57と一連の図です。切下絵図は、測量現場で記した野帳のデータをもとに地図化した第一段階の下図です。大手崎から打出本江村道番までの北陸道と、願海寺までの富山往還を描いています。縮尺百間5分(1/12,000) 着彩。国指定重要文化財