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絵図(広域地図) 富山県

射水郡分間絵図

石黒信由が加越能三州を測量し各郡の絵図を加賀藩に提出した文政6年(1823)から40年が過ぎた文久元年(1861)、藩はひ孫の信基にその校正、叔父北本栗(りつ)に手伝いを命じました。彼らは河川の流路など土地の状況が変わったところを訂正し、新しくできた村々や備荒倉(びこうそう)、塩倉、台場などを書き加え、慶応元年(1865)各郡の郡図を提出しました。信由による文政期の郡図の増補改訂版で、慶応元年校正図と呼ばれていました。この間、射水郡で24か村が村建てしました。(石黒信基)(慶応元年(1865))1町1分(1/36,000)。着彩。国指定重要文化財