© Imizu City Shinminato Museum.

絵図(広域地図) 富山県

福光より法林寺、小又、安居、渋江川、遊部、院林、荒木、城端まで切下絵図

この地域の測量が行われたのは文政2年(1819)4月です。作図上の基準となる子午線(南北線)のほか東西線も引かれています。製図器具として用いたのは蘭尺定木と地割紙です。前者は副尺の原理を用いて1厘(0.3ミリ)の目盛まで読み取れるものさしで、後者は角度を測る厚紙製の分度器です。(縮尺1町1分(1/36,000)) 着彩。国指定重要文化財