絵図(広域地図) 富山県
砺波郡之内五箇山絵図
石黒信由による五箇山の測量は文政4年(1821)8~9月に行われました。その翌5年11月に砺波郡十村役の和泉村石崎彦三郎に少し小さな五箇山絵図を渡しており、本図はその下絵図と考えられます。信由の郡図の縮尺が1町1分(1/36,000)であるのに対し、本図は十町5分(1/72,000)と小さくなっています。村の位置を示す○内の文字は、村々のまとまりを表す郷庄分の頭文字です。東西南北の方格線が引かれています。縮尺十町5分(1/72,000) 国指定重要文化財