絵図(広域地図) 富山県
上・下新川郡略絵図
石黒信由が文政7年(1824)加賀藩に提出した郡図をもとにした後年の写図で、大きさはその4分の1です。加賀藩領892か村が記されており、村数から幕末~明治初年に作られたと考えられます。信由の新川郡図では剱山・別山・立山・浄土山は他の山とは異なって実写的に描かれており、特別な聖地として意識されています。筆跡から信由の門人、殿村津幡江村喜兵衛によるものです。縮尺1町5厘(1/72,000) 着彩。国指定重要文化財
石黒信由が文政7年(1824)加賀藩に提出した郡図をもとにした後年の写図で、大きさはその4分の1です。加賀藩領892か村が記されており、村数から幕末~明治初年に作られたと考えられます。信由の新川郡図では剱山・別山・立山・浄土山は他の山とは異なって実写的に描かれており、特別な聖地として意識されています。筆跡から信由の門人、殿村津幡江村喜兵衛によるものです。縮尺1町5厘(1/72,000) 着彩。国指定重要文化財