© Imizu City Shinminato Museum.

絵図(広域地図) 富山県

大雨非常之洪水新川郡常願寺筋総変地所見取絵図

安政5年(1858)推定マグニチュード7.3~7.6の飛越地震により立山の大鳶山・小鳶山が崩壊し、常願寺川をせき止めた土砂の決壊により富山平野は大きな被害を受けました。そのうえ翌6年5月大雨が降り洪水被害はさらに拡大しました。本図にはこの2年にわたる変地の様相が描かれており、石黒信由のひ孫信基による収集図と考えられます。(縮尺百間3分(1/21,000)) 着彩。国指定重要文化財