絵図(広域地図) 射水市
射水郡嶋村二郎右衛門組川口村宮袋村内検地領絵図
両村はもと1か村で、江戸時代初期に分村したとされています。川口村は寛文10年(1670)村高1,169石、天保4年(1833)家数76軒、宮袋村は同じく833石、52軒でした。享和2年(1802)内検地を行う予定で石黒信由等が測量を行い、この絵図を作製するとともに下縄(墨線)を張りました。しかし、そのとき加賀藩から縄張りの方法を改めるよう御触が出されたため、この内検地は中止されたと信由が記しています。縮尺百間3寸(1/2,100) 着彩。国指定重要文化財