絵図(広域地図) 射水市
浄土寺村絵図
郡南部の射水丘陵に立地する浄土寺村は、天明6年(1786)村高482石、天保4年(1833)家数37軒でした。この下絵図の測量は、石黒信由の息子信易と今井村文右衛門により文化9年(1812)5月3日から6日にかけて行われました。人家、百姓名、宮、田、畑、用水の水門、山名、薮などが描かれています。胡粉(ごふん)による修正も見られ、全体的に粗いイメージの下絵図です。所々にある堤が田を潤しています。(縮尺百間5寸(1/1,260)) 着彩。国指定重要文化財