絵図(広域地図) 射水市
射水郡嶋村善兵衛組柳俣開内検地領絵図
柳俣開は庄川右岸の新開村で、村名は開発時に川柳が繁茂していたことに由来します。いくつもの土居(堤防、ねずみ色)が絵図に見えますが、庄川の氾濫による被害を受けやすく、薄緑色は川水の入り込んだところです。文化13年(1816)内検地が行われ石黒信由と二塚村伝兵衛・川口村藤左衛門が測量を行ったところ、村高215石のうち田畑は172石余しかなく42石余(萌黄色)が不足していることが明らかとなりました(村高の20%)。縮尺百間5寸(1/1,260) 着彩。国指定重要文化財