絵図(広域地図) 測量
間縄・篗
測量器具 間縄・篗
距離を測る器具です。 石黒信由は村や新開地の検地など多くの測量事業で二十間縄を使用しました。 麻を三本より合わせ、渋や蝋を引いて水に濡れても伸び縮みが少ないように工夫しました。 長さ20間(36m)のうち1間ごとに印が付けられています。 信由著『測遠用器之巻』の図解をもとに展示用に復元しました。
間縄を巻き付けている篗は、信由門人で砺波郡戸出町の菊池橘五郎與之が使っていた原物で、文化11年(1814)に作られました。 元富山大学教授鳥取孝太郎のコレクションです。 縦25.7㎝、横12.3㎝。