© Imizu City Shinminato Museum.

測量器具 目当板 レプリカ

二地点間の土地の高低差を測る器具で、水木(みずき)・刃圭(はだま)・水台(みずだい)とともに用いました。 白黒に塗り分けられた目当板に縄が付けられて、自由に上げ下げできる構造になっています。 低い方の目標地点に立て、刃圭の横針の高さに合わせて板を上下させます。 止めたところから地面までの高さを測り、刃圭の横針から地面までの高さを差し引くことで高低差を求めました。

石黒信由著『測量法実用』の図解をもとに展示用に復元したものです。

棹:長さ2間(3.6m)、目当板:縦8寸(24㎝)、横1尺6寸(48㎝)、厚さ7分(2㎝)。